「普通の日常」を送れる幸せ。
近年急激に増えている乳がん患者。それに対して乳がんの正しい知識を持っている人は驚くほど少ないのです。
乳がんは決して治らない病気ではありません。
しかし、乳がんの治療は決して楽なものではなく乳がんになってから「普通の日常」がいかに幸せだったかを感じる方も少なくありません。そこで大切になってくるのが、検診による予防と正しい知識の取得です。
竹尾クリニックでは乳がんの治療をするだけではなく、乳がんについての正しい知識を広め、病気の早期発見、早期治療を推進するとともに、患者さまの親身となり治療できる環境を提供できるよう努めてまいります。
近代的な建物は正面が前面ガラス貼りで、待合室はとても明るく暖かな雰囲気です。
内装もモダンで、病院にありがちな寒々しさがありません。
また、広い駐車場には約20台の駐車が可能ですので、安心して自家用車で通院できます。
はじめに ~誤解、あるいは”乳がん”という病気のこと~
皆さんは”乳がん”という言葉を聞いて、何を思い浮かべますか。最近はテレビや新聞、雑誌などで取り上げられる機会が増えている病気なので、一昔前と比べて身近に感じる方も多いのではないでしょうか。
「タレントの○○さん、乳がんで手術したんだって。でも全部取り切れているからもう心配ないらしいわよ」とか、「わたしの友達の○○さん、マンモグラフィ検診で乳がんが見つかったんだって。でも胸にしこりも無かったのに乳がんなんて、あるのかしら」という話がでてきているようです。でも、多くの方は「まさか自分が乳がんになるわけないし、わたしは産婦人科でいつも検診してもらっているから大丈夫」と思っていることでしょう。
でも、万が一あなたが乳がんに罹ったとしたらどうでしょうか。こんな風に考えている方が多いようです。
「乳がんで手術をすると、おっぱいを全部とっちゃうんだって。そんなの絶対いやだから、私は死んでも病院には行かない」「私の家系には乳がんの人がいないし、子供をみんな母乳だけで育てたから乳がんにはならない。それに乳がん検診は恥ずかしいし、マンモグラフィは痛いって言うから検診には行っていないの」
実は、ここに挙げた言葉、どれも誤解があります。乳がんという病気がこれほど取り上げられるようになっても、未だに誤解されている、あるいは知られていないことが多いのです。そして、このような誤解や知識の不足が、助かるはずの命を乳がんで失わせているのです。